霧ヶ峰(言語聴覚士兼ライター)

言語聴覚士歴7年、回復期リハビリテーション、訪問リハビリテーションを経験、現在は老健施設にて従事する傍ら、ウェブライターとして活動中です。

大学の心理学部を卒業後、一般企業での就職を経て養成校に通い言語聴覚士となりました。

言語聴覚士の道を志したきっかけは、大好きな祖母が脳梗塞になり、失語症や嚥下障害を患ったことから、コミュニケーションが円滑に行えないこと、食べたいものが自由に食べられないことの辛さを身近で実感し、そのような方の為になる仕事がしたいと考えるようになったからです。

特に、様々な言語障害が原因で意思疎通が困難な方とのコミュニケーションに注力し、自身の意図が上手く伝えられない方の話をしっかりと傾聴し、意図することを汲み取った上でQOLの向上に繋がるようにアプローチすることを大切にして日々の臨床業務にあたっています。

SNS

Twitter:@ST_kirigamine

保有資格

・言語聴覚士

略歴

年月概要
2015年3月専門学校卒業、言語聴覚士の資格を取得
2015年4月回復期リハビリテーション病院へ就職
2020年4月訪問看護ステーションへ転職
2021年10月ライティング活動を開始
2021年12月老健施設へ転職
現在言語聴覚士兼ライターとして活動中

経歴詳細

2015年に言語聴覚士の養成校を卒業し、回復期のリハビリテーション病院に就職、そこで5年程勤務してきました。

初年度は、嚥下障害、高次脳機能障害、認知症、失語症、構音・音声障害等の分野を幅広く経験し、吸引喀痰などのスキルの習得し、幅広い年代の患者様との関わり方やADL介助の基礎を学びました。

経験年数が上がるにつれて気管切開等の重症の方の担当や、自動車運転再開支援、職場復帰支援の為のリハビリも多く経験するようになりました。

回復期リハビリテーション病院では、院内の研修会や勉強会も多く、自身でも症例検討会の運営に携わり、院内に限らず積極的に外部の研修会に参加し、知識を深めることに努めてきました。

回復期を経験後、訪問看護ステーションに転職をし、在宅や系列施設入所の方への訪問リハビリを担当しました。

回復期とは違い、脳血管疾患だけでなく、神経難病や呼吸器疾患、小児の発達障害の臨床も経験し、病院とは異なる在宅生活での実際の生活や介護の状況なども学ぶ機会となりました。

また、系列に有料老人介護施設があり、他職種への口腔ケアや食事介助方法、ポジショニングについて知識の普及や指導、研修会の実施を担当し、職場全体として知識やスキルを高めていくことに貢献してきました。

現在は、引っ越しを機に転職をし、老人保健施設での勤務に従事しています。

ライター経歴

言語聴覚士として、言語学や日本語の扱いなど、言語面について触れる機会が多くあったことから、ライティングに興味を持ち、自分の作成した文章で物事を伝える仕事がしたいと思い、ライティング活動を始めました。

元々、ST養成校に入る前に別の大学で心理学部を卒業した経緯もあり、心理学や医療・福祉関係を中心にライティング活動を行っています。活動自体は開始して間もない為、記事作成、記事設計、書籍の執筆、書籍の編集・校正と幅広く関わらせて頂き、ライティングについて学んでいます。

少しでも多くの人に、読みたいと感じていただき、読んでいて為になるような記事が作成できるようになりたいと考えています。