作業療法士として一生懸命業務に取り組むからこそ、思わず笑ってしまうような言動が出てしまいます。作業療法士あるあるをまとめたので、ぜひご覧ください。

ケース別あるある

日常生活でも、作業療法士としての顔が思わず出てしまいます。まるで「生まれたときから作業療法士だったのかも!」と思えるくらいに、作業療法士としての習性が身についている方も多いですよね。ケース別に作業療法士ならではのあるあるを紹介します。

「観察」してしまう

歩いていても、スーパーに行っても、ふと気づくと他人の動きを「観察」していませんか? 特に年配の方を見ると、つい歩き方や腰の動き、ひざの曲げ方などを凝視し、分析し、リハビリプログラムを立ててしまう作業療法士の方は少なくないはずです。

「じゃあね」じゃなく「お大事に」

帰り際、「じゃあね」「バイバイ」といったいわゆる普通の挨拶ができなくなってしまった作業療法士の方も多いです。女子会や合コンが終わった時も、つい元気よく「お大事に!」と言ってしまう…。職業柄、仕方のないことなのかもしれません。

傘をむやみに開け閉めしてしまう

関節があって曲がるものを見ると、つい動きを確認してしまうのも作業療法士の習性です。傘を開くときに骨組みを凝視し、何度も開け閉めして動きを確認してしまった方は少なくないはずです。

地声が大きくなった

年配の方と接することが多い作業療法士は、知らず知らずのうちに地声が大きくなっていきます。もちろん、「患者さんにしっかりと言葉を伝えたい!」というプロ意識の表れですが、プライベートでも大声を出してしまう方も多いようです。

作業療法士ばかりで集まってカフェにでも行くと、にぎやかすぎてちょっと浮いてしまうことも…。

年代別あるある

作業療法士としての仕事に無我夢中の20代、少し余裕が出てくる30代、指導する立場としての貫禄も出てくる40代、酸いも甘いも噛み分けた50代以上…。年代別のあるあるを紹介します。

20代のあるある

20代の作業療法士は、「学生に間違われる」方も多いです。職場では実習用のウェアとあまり変わらないユニフォームを着用し、通勤もスーツではなく、通学のときの服装と同じです。そのため、いつまで経っても学生のような印象を周囲に与えてしまいます。

30代のあるある

仕事にも慣れてきて、勉強会でもリーダー的役割を任されるようになる30代。20代はあんなに「プライベートを充実させよう」と張り切っていたのに、いつしか休日は「寝る」か「勉強」のどちらかしかしなくなってしまいます。

「遊んでいるよりは勉強するほうがまし!」「恋人や友だちと過ごすよりは、とにかく1分でも寝たい」なんて声も聞こえだすのが、作業療法士の30代のリアルなのです。

40代のあるある

ベテランと呼ばれるようになる40代。いつも睡魔に耐えていた20代・30代を乗り越えると、突如、早起きがつらくなくなる領域に達します。目覚ましをかけてもいないのに5時には目が覚め、「リハビリ計画、今のうちにまとめておこう!」と早めに職場に出勤する作業療法士の方も増えてきます。

50代のあるある

「今、何をしようと思って立ち上がったんだっけ?」「アレでしょ?アレって…」と、急に物覚えが悪くなったり単語が出てこなくなったりする50代。「老い」と呼ぶにはまだ早い年齢ですが、着実に老化が進んでいることを実感する年頃です。

患者さんをサポートしながら、自分自身のリハビリプログラムを考えるのも50代以上の年代ならでは。将来に備えて、ひざや腰に負荷がかからないように行動し、重い荷物も極力持たないように自分自身を労わります。

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