結婚しようと考えている相手が理学療法士だという方もいらっしゃいますよね。旦那さんが理学療法士の場合に知っておきたいことをまとめました。本人には直接聞きづらい給料や残業・休日、素敵な家庭を築くためのコツについて解説します。
目次
理学療法士の給料はいくら?
理学療法士の平均給与は2015年時点では、27万4,000円で、ボーナス等を合わせた年収は約393万円です。なお、2019年の調査では、平均年収は409万7,000円に上昇しています。
<理学療法士の平均給料・年収>
給料(月額) | 年間賞与・特別給与 | 年収 |
---|---|---|
27万4,000万円 | 63万9,900円 | 392万7900円 |
医療・福祉業界全体で見ると、理学療法士の給与は低めであることが分かります。この理由としては、業界自体に医師や歯科医師などの高額収入を得ている職種が含まれていることが考えられます。
<医療・福祉業界の平均給与>
男性(月額) | 女性(月額) |
---|---|
50万800円 | 27万8,100円 |
理学療法士の勤務時間・残業・休日について
厚生労働省の調査によると、理学療法士の平均労働時間は158時間(1ヶ月あたり)です。勤務時間や残業時間は、医療機関や福祉施設で働く理学療法士以外の職種と同程度で、理学療法士だから残業が多いというようなことはありません。しかし、職場によってはスタッフが少なく、残業が日常茶飯事になっていることもあります。
また、医療機関や福祉施設では土日祝日はお休みのところが多いため、理学療法士も週休二日制・土日祝日休みで規則正しい働き方であることが多いです。医師や看護師とは異なり夜勤がないことが多いので、体調を管理しやすい仕事と言えるでしょう。
施設によっては土日祝日の勤務もあり
ただし、訪問看護ステーションや訪問リハビリステーション、土日に開業しているデイサービスセンターなどでは、理学療法士の働き方も変わります。夜勤がないことと週休二日制であるのは一般的な医療機関・福祉施設と同じですが、休日が不定期になることもあるでしょう。
理学療法士の旦那さんと素敵な家庭を築くためには?
理学療法士の旦那さんと結婚したら、どのような生活が待っているのでしょうか? 素敵な家庭を築くコツをいくつか紹介します。
ダブルインカムが基本
理学療法士の仕事は、給料が高めとは言えません。他の医療職に比べると少なめのため、旦那さんの給与だけで家計をやりくりするのは難しい可能性があります。特に子どもを持つ計画があるならば、教育資金を準備するためにも共働きをおすすめします。
家事分担の計画を立てよう
理学療法士の仕事は、基本的には夜勤がなく、土日祝日は休みのことも多いので、規則正しい生活を送りやすいです。結婚する前に家事分担についても話し合い、夫婦のどちらか一方に負担が偏ることがないようにしておきましょう。
休日を合わせるのもおすすめ
土日祝日に営業している訪問リハビリステーションやデイサービスセンターなどにお勤めの方と結婚する場合は、休日を合わせられる仕事に就くことも検討してみましょう。どんなに忙しくても、月に2回は2人でお出かけできるようにしたいものです。
転職する際には時間をかけて話し合おう
理学療法士などの医療職・介護職は、転職する方も多い職種です。しかし、転職することで通勤が不便になったり、給料が下がったりすることがあるのも事実です。
転職をするときには、かならず夫婦で話し合い、お互いが納得して新しい道を進めるようにしておきましょう。また、職場が合わずにつらそうにしているときは、早めに気づいてあげるのも夫婦の務めです。悩みを聞いたり転職を勧めたりすることで、旦那さんの心身の健康を守っていきましょう。
転職先で悩む際はぜひ、PTOT人材バンクのキャリアパートナーにご相談ください。