離婚調停中の転職。子育てしながら自立できる職場を求めて-大阪府の理学療法士(PT)の転職成功事例-

M.Sさんは、理学療法士として病院に5年勤務した後、結婚・出産で約2年のブランクを経ての復職をご希望でした。
ご相談いただいた際には離婚調停中で、ご実家に戻って就職できる事業所を探されていました。
しかし学生時代から地元を離れていらっしゃったため、ご実家の近隣は就業経験の無いエリア。
どのような事業所があり、お給料の相場も分からなかったため、PT/OT人材バンクにご相談をいただきました。

M.Sさんは、1歳半のお子様の育児をしながら、離婚調停を進めなければならないという状況でした。

お子様を通わせる予定の保育園と、ご実家から近い場所での勤務を希望されていました。
また、お子様が保育園に入園してから、落ち着いて転職活動をされたいというお気持ちもあったようです。

収入への不安から、M.Sさんは早いタイミングでの勤務開始と保育園の利用開始を希望されていました。
しかし、保育園への入園申し込みには親御さんが働いていることが条件となり、出願時に就業証明書が必要になります。
M.Sさんの場合は就業前の状態だったため、まずは勤務先を見つけた上で保育園への申し込みを行う必要がありました。

そこでまず、求人情報をお知らせする前に、保育士経験のある担当キャリアパートナーから、転職活動と保育園探しの進め方を整理してお伝えさせていただきました。
その上で、対象地域での待機児童数の問題などを含めた情報をお伝えして、どの程度の期間や準備が必要になるかを一緒に確認させていただきました。
今後のスケジュールをイメージできるようになって改めて、M.Sさんのご状況から、働く時間の調整しやすい訪問サービスへのご就業をオススメさせていただきました。

ご提案させていただいた訪問看護ステーションは、非常勤で働くPT/OTママさんが何人もいらっしゃっいました。
育児や保育園の利用についてもサポートを受けられる、アットホームな雰囲気がある事業所です。
訪問の業務経験がないM.Sさんでしたが、採用ご担当者様の計らいで、実際の訪問に同行させていただき、具体的な業務内容を間近で見せていただくことができました。
訪問業務の経験が豊富な先輩方も多く、教育体制がしっかりしていることや、子育てとの両立のしやすさなど、無理なく安心して働ける環境に、M.Sさんも共感され、入職の決め手となりました。