転職に興味はあるけど自信がない…一歩踏み出すための転職活動-大阪府の理学療法士(PT)の転職成功事例-

新卒で入職した病院で5年目という節目を迎えたばかりでした。
現職場の環境に満足しているものの、このまま同じ環境に腰をすえて良いのか、ほかの職場を経験してみるべきか悩まれていました。
お付き合いされている方や、お友達の多くが東京で働いていることもあり、地元から離れ上京するということもお考えでしたが、踏ん切りがつかないということでご相談いただきました。

地元に愛着もあり、今の職場に不満もないということで「絶対に転職したい」という強いお気持ちがあるというわけではありませんでした。
しかし、「新しい環境にチャレンジしないままでいいのか？」という想いがあり、誰かと相談しながら、後悔のない判断にたどり着きたいとお考えで、リハビリ職の転職支援をしているPTOT人材バンクにご相談いただきました。

そのため担当キャリアパートナーも、一緒にしっかり時間をかけてこちらの方のライフプランを考えるお手伝いをさせていただきました。

何日かかけてじっくりお話を伺っているうちに、
「もし転職するとしたら、思い切って東京に出てみたい」
「23区内にある回復期の中でも脊椎領域にかかわれる職場に行ってみたい」
「東京で生活していけるだけの収入を得たい」
など、ご希望される条件やどんな生活を送りたいのか、といったイメージが具体的になっていきました。

23区内で、ご希望の生活イメージに近い条件の回復期病院をご提案したところ、大変興味を持っていただくことができ、面接もスムーズに進み内定もすぐにいただくことができました。
ただ、今度は同居されているご両親が上京することについて難色を示されました。またご本人もご両親を残して上京することに不安と心配なお気持ちもあるようでした。
担当キャリアパートナーも同じような経験があったため、自分自身の経験を踏まえて、ご両親の想いを聞いたりご自身の気持ちや考えをご両親に伝えるなど、しっかりと話し合った上で、上京するかしないかの判断をした方が良いとアドバイスさせていただきました。

結果として、ご両親が難色を示されていた理由は、上京を反対するものではなく、本当に東京でやっていけるのかと、心配する気持ちが大きいことが分かりました。
実はご本人もその悩みは常に抱えていらっしゃったため、実際にかかる費用や生活のイメージなどを一つひとつ明確化し、必要な年収や住むエリアなども含め具体的に提案していました。
この具体的な内容をご両親に説明していただいたことで、行き当たりばったりの上京ではなく、しっかり考えた上での転職であることをご理解いただき、安心して送り出していただくことができました。