成約者様の情報
- 大阪府 理学療法士
- 40代 男性、既婚/奥様・お子様1人
転職のきっかけ
Y.Tさんは、療養型病院に長年勤務され、リハ部門の責任者を務めるまでのキャリアを築いていました。
患者さんが亡くなる直前までのケアを行いたいという思いから、在宅サービスの推進に力を入れていらっしゃいました。
しかし、病院側の方針変更で思うように進まなくなり、ご自身の思うようなサービスを、患者さんに提供できる職場を探されていました。
ご希望条件と背景
Y.Tさんは管理職経験もあったため、前職並みの年収が確保できることを第一に挙げていました。
また転職後に、前職の関係者や取引先と顔を合わせてしまうことを懸念されていたため、やや遠方のエリアの就業がご希望でした。
提案から入職までの経緯
Y.Tさんのご要望を鑑み、担当キャリアパートナーから、療養病床や終末期病棟を持つ病院を中心にご提案させていただきました。
その中の一つに、医師とリハビリ職の関係性があまりよくなく、退職者が出ている療養型病院がありました。
療養型病院の採用ご担当者様からは、「リハビリ職で管理者経験のある人材を採用することで、組織の建て直しを図りたい」というお話をいただいておりました。
今までのご経験とスキルを思う存分発揮していただけるのではないかと考え、Y.Tさんにお話させていただいたところ、ご興味をお持ちいただき、面接に臨まれました。
面接では、この職場での終末期ケア業務について具体的な説明を受けたそうです。
「この職場なら、自分の理想とするサービスが患者様に提供できる」Y.Tさん自身がそのように感じることができたため、入職を希望されました。
Y.Tさんの希望よりも給与がやや低かったのですが、入職先が採用したいと考えていた人物像にY.Tさんのご経験や仕事に対する姿勢が強く合致していたそうです。
そのため、採用ご担当者様の配慮で、試用期間の給与条件を引き上げや手当ての支給条件の緩和などをしていただき、双方に納得いただける結果となりました。
担当者の視点
Y.Tさんは、今までのキャリアや業務内容への情熱がとても伝わってくる方だったので、「理想のリハビリを提供できるのか?」という点を重視しながら、求人を一つ一つご紹介させていただきました。
入職先となった病院も、Y.Tさんの強い想いがあったからこそ、条件交渉に柔軟に応じていただけたと思います。
双方にとって幸せな結果となり、担当キャリアパートナーとして、良いサポートが出来たことを嬉しく思っています。
ここがポイント
具体的な業務内容や、職場の実態もお調べいたします。
求人票には「どのようなリハビリを提供していくのか」というような、実態の部分は表れにくいものです。
PT/OT人材バンクでは、一つひとつの事業所と密にコミュニケーションを取ることで、就業後の詳しい状況も感じていただけるように努めています。