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ボリュームゾーンは300万円～400万円で 56％となっています。
公表されている年収は300万円未満で13％と約1割あり、 500万円以上は4％とほとんどないことが分かります。
2022年3月に厚生労働省が公表した賃金構造基本統計調査によると、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を合算した平均年収は413.1万円となっています。公表されている年収のボリュームゾーンと比較すると少し高いことからも分かるように、事業所によっては転職時に交渉余地を残していることも少なくありません。

理学療法士の求人が多い都道府県

1位は東京都、 2位は大阪府、 3位は神奈川県という状況です。
地名を見ると都心部に求人が集まっていることが分かるように、人口の多い主要都市では医療機関や施設数も多くなっています。都心部は高収入求人が地方に比べると多数存在しており、高度急性期医療を担っている主力病院も多いです。
研修や講習会なども多くの人が集まる都心部にて開催されることが多いため、勉強ができる環境が整っていることもメリットの1つです。最新のトレーニング機器や施術を取り入れている施設も多く、東京都や神奈川県では新設予定の病院があることも魅力です。（2022年現在）
求人数はもちろん、様々な施設形態の求人が揃っており、希少なスポーツ整形や大手法人が経営する訪問リハビリ、またリハビリ資格を活かせる一般企業など、など都心部だからこそ集まる求人が多数ございます。

理学療法士で求人の数が多い施設

1位は介護保険関連施設、 2位は訪問看護・リハ、 3位は小児療育となっています。
医療機関はもちろん、介護や在宅領域の需要が高まっていることが見て取れます。学校卒業後の就職先として、多くの理学療法士の方が選択するのは医療機関でしょう。
病院やクリックにて数年経験をした後に、次のステップとして候補に挙がるのが「訪問リハビリ」や「介護施設」です。医療機関で培ってきたリハビリテーションのスキルを、退院後の患者様へ提供し、生活に密着した医療をサポートしたいと考える方も多いです。
また、自宅で過ごすことを希望される方も近年多くなっているため、訪問リハビリの需要も高まりつつあります。

理学療法士の転職のポイント

理学療法士の養成校が全国に広がっていく中、毎年新たな理学療法士が誕生し、現在は病院だけではなく様々な分野で活躍を求められるようになっています。高齢化に伴い高齢者施設や、在宅介護をサポートする訪問リハビリテーションに携わる方も増えてきています。
理学療法士の転職においては、ご自分の今後のキャリアと社会が必要としている医療をマッチングすることが大切になります。社会からの需要をいち早くキャッチアップして、「自分自身が成長できる環境であるか」また、「患者様やご利用者の方へ適切なリハビリテーションを提供できるのか」を見極めることが重要でしょう。
そのために、キャリアパートナーはしっかりとご要望やお悩みに向き合い、新たな一歩のサポートを行っています。